【西武】60年ぶり前回のストライキは阪神百貨店!どんな理由でなぜ起こった?

スポンサーリンク

そごう・西武の親会社であるセブン&アイが従業員への説明なく米ファンドへの売却を予定している。

これに対し決議を強行するのであればストライキをすると労働組合が通知。

目次

ストライキは阪神百貨店以来60年ぶり

デパートでストライキが行われるのは1962年5月の阪神百貨店で起こったストライキが最後。

今回のそごう・西武でストライキが実施されれば60年ぶりとなります。

SNSでは「ストライキって何をするの?」という声も。

ストライキとは
労働の拒否を手段として労働条件の改善を求める争議行為です(団体で行う物に限り)

簡単に言うと、集団で労働を拒否することを指します。

阪神百貨店のストライキ理由
この時のストライキは賃上げを理由に行われ、期間中は「組合員全員が職場を放棄した」とする記録が残っている。

NHK

賃金の額に納得のいかない労働者が多かったのでしょうか?

日本でストライキが少ない理由

ストライキって意味はなんとなく知っていたり、聞いたことはあるけどよく分からないという方が多いのではないでしょうか?

海外で起こっているイメージが強く、日本人にとってはあまり馴染みがないですよね。

ではなぜ日本で「ストライキ」が少ないのでしょう?
それは、日本では公務員のストライキが法律で禁止されていることが大きく影響しています。

「職員は、政府が代表する使用者としての公衆に対して同盟罷業、怠業その他 の争議行為をなし、又は政府の活動能率を低下させる怠業的行為をしてはなら ない。(引用:人事院)」

真面目で同調圧力の強い日本人は、長い年月をかけて「ストライキは法律で禁止されている」というイメージだけが根強く残ってしまっているのでしょう。

まとめ

あくまでストライキは労働条件の改善を求めるために、最終手段として使われるもの。

ストライキが長引けば労働者側も経済的に苦しむことになります。

実際に西武労組の寺岡委員長も
「ストをやることが目的ではない。売却をめぐる情報開示が進まない中で、交渉する力を上げたいとスト権を確立した。お互い、ストを回避すべく努力すべきだと思っている」と話している。

朝日新聞
スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次